【専門職】論文を読む時や新しい情報が入ってきた時、どう読み解くか

おはようございます!!



ゆっくりとした休日。

最高♪ダラッダラ過ごしてます。

(家も散らかってて悲惨。笑)



さて、今日は子どもと関わるお仕事向けの話です。

(最後、超毒舌です。ごめんなさい!!先に謝っておきます。笑)


みなさん、子どもと関わっていると

子どもたちの状態が年々変わっていることにお気づきなると思います。



そして、年々

新しい関わり方やなんとか法、なんとか式と

新しい手法も出てきますね。



研究も盛んに行われているので

論文なども新しい情報を取り入れると思います。



周りの方を見てても

こんだけ情報取り入れて、

よく頭とっちらかずに臨床できるのすごいなー。って思うくらい

いろんな情報をインプットされている方も多く

頭の中を拝見してみたい!って思います。



私は、すぐ頭とっ散らかるので

情報はかなり選別しているし

何より日々の臨床から得る情報を大切にしています(^^)




でね、最近すごく思うことがあって。

みなさん、論文を読んだり

新しい情報が入ってきた時

どのように自分の中に落とし込んでいるのかな?って。



理にかなっていることなのか

子どもの発達的な理論にあっていることなのか

学会的にはどのように捉えられいるのか

掲載されているデータなど信頼できるのか

(バイアスや検定など)


その辺を抑えて読み取って

ママたちに伝えているのかな?って思うことがたくさんあります。



海外では普通におこなわれているよ!と言うと聞こえはいいですが


じゃぁ、それは本当に海外のスタンダードなの?

それとも、海外でも一部の人がやっているものなの?

大元の理論の本や論文を読んでちゃんと解釈しているの?

触りだけを知って、広めてない?

深く理解できているの?

と思っちゃうのですね。



私は、英語も得意でなければ

データを解析する時にどの検定を使ったのか

その結果が妥当なのかどうかも

なかなか読み取るのが難しいですが



学生の頃から

論文やデータは疑って読むと言うことを

叩き込まれていたので


鵜呑みにして

きゃー!こんなのがあるんだー!すごーい!!という考えにはならず

必ず理にかなっていることを言っているのか

しっかりと考えるようにしています。



そしてね、理にかなっているかどうかを判断する時に

やっぱり必要になるのは

基礎知識をどこまで深く理解しているか

だと思うんですよね。



子どもたちは多様化してきていますが

発達(体、言語、食べる機能、その他もろもろ)は変わらないと思うし


多様化しているからこそ

発達を丁寧に見ていってあげる必要がある。



特に食べる機能については

『流行り』的なのがすっごい出てきて

(昔からなのでしょうか?)


それ、本当に子どものお口の発達に見合ってるの?

大丈夫?窒息しない?

と思うことが多々あります。



もともとの理論を理解すると

なるほどねー。と思うこともありますが

伝え方がねじ曲がっていて



この伝え方だと

間違った捉え方をされるなーって思うことが

いっぱいあります。




もちろん、新しいものが入ってきた時に

風当たりが強くてなかなか認められないけど

何年もしてから認められたということもある。



でもだ、でも。

あの先生が言っていたからと、盲信して広めていないか?

自分でちゃんとそれがいい理由が説明できて、根拠を集めて広めているのか?

その根拠は、経験を伴うものなのか?



私たち子どもに関わる職種というのは

何が一番大切なのか考えた時に

親や子どもたちが

不安になることなく、安心安全で

自分が大好きで、自信を持って成長して

やりたいことをやって人生を全うできるように

お手伝いすることだと思うのですよね。



特にいろいろと影響力のある方たちは

自分の発信していることが

理にかなっていることなのか

間違った解釈をされる伝え方になっていないか

逆に親や子どもを惑わすことになっていないか

追い詰めることになっていないか

しっかりとその辺を考えて



親と子どもにどれくらいのキャパがあるのか

どんな伝え方をしたらストンと腑に落ちるのか

そもそも伝えようとしている情報が親子になったものなのか


そこまで瞬時に考えて対応していく心構えが

当たり前に染み付いていてほしい。










あーもう、はっきり言う。

最近、本当に腹たつことが多くてはっきり言う。

偏った情報の伝え方するのやめろ!

親や子どもが悲しむようなことするのやめろ!

自分が有名になって自分を気持ちよくする材料に子どもたちを使うのやめろ!

ちゃんと子どもたちの声を聞け!




以上。

三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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