泣いたり怒ったりして、自分のご機嫌をとる

おはようございます(^^)



今日の朝も

娘は怒って学校へ行きました。笑



娘、だいたい朝怒ってます。笑



「もう、遅刻するじゃねーかよッ!」と言って。笑

(こんな可愛い子がさ、すごい言葉遣いするんだよ!ギャップよ!笑)



どんなに朝早くに起こそうが

時間見るように促そうが

一緒に学校へいくためにいろいろやろうが



とにかくマイペース。



いつも遅刻ギリギリで登校しています。笑



そしてね、娘はとても

喜怒哀楽が激しいです。



結構

ワーッと感情を出します。



ですが

すぐにケロッとするタイプ。



あれ?

さっきまで怒ってなかった?と思っても

すぐにケロッとしています。



この前、私ががっつり怒って

娘がショボーンとして拗ねてしまった時。



娘はおもちゃで遊びながら

気持ちを立て直している。と

教えてくれました。




自分で気持ちを立て直す術を

ちゃんと見つけているんだなって

感動したのを覚えています。




振り返ってみると

私はわりと娘が小さい頃、

 イヤイヤ期が始まった頃からかな。



泣いたり怒ったりもしていいんだよって伝えています。


泣くのを我慢している時

怒っているけど怒らないようにしている時


ちゃんと泣いていいし

ちゃんと怒っていいよと

娘には伝えていました。



そんな事で泣かないの!とか

そんな事で怒らないの!とか

あまり言った記憶がない。


というか

言わないように気をつけてました。




泣いても怒ってもいいけど

こちらとしても

その要求は叶えられないよと言う事も多々ありますよね。



お互いが気持ち良く過ごすための最低限のルール

社会での最低限のルールなど

時と場合によって

なんでもOKにはできませんよね。



それを伝えると

ぎゃーって泣いて怒ったりして

親としては困ったなーという事もでてくるので



そうするとどうしても

泣かせないように

怒らせないように

したくなっちゃうけど



そのような先回りして機嫌をとると言うことも

していませんでした。



「〇〇したかったんだねー。でもできないのさ。

悲しいねー。怒っちゃうよねー。わかるよー。でもできないのさー。」

と言って


泣いて怒って暴れる娘を

何度担いていた事か。笑



時には周りの目が痛い時もありましたが。笑


それでも私は

この対応がこの先の娘の感情のコントロールにつながる事を知っていたので

全く気にせずに担いでました。笑




泣いて怒った後も

自分で自分のご機嫌をとることも大切だと思っているので

すぐに何かでご機嫌をとることはせず



本人にゆだねてみて

立て直しが難しい時には

私が手伝うと言う感じでした。




私がずっと思っているのは

私たち大人が子どもに教えるのは

しっかりと感情を感じていいことと

自分のご機嫌は自分でとること(感情を自分で立て直すこと)だと


ずーっと思っています。




最近、療育現場などに入っていて思うのは

いわゆるパニックと言う状態の中には


実は、泣いて怒ってぎゃーってする事で

自分の要求が押し通せると言う経験を積んできて

それで押し通そうとしているという子お

少なからずいるなという事です。



その場合、

先回りしてぎゃーってならないように育ってきていたり


要求が通らなくてぎゃーってなってしまうと

周りの大人がやっぱりいいよってしてしまって

その経験をたくさん積んできてしまっているように思います。



だからこそ

ぎゃーってなっても

「そうだねー。そうしたいよね。わかるよ。でもできないのさー。」と言いながら

担いでどうにか出来る時に


泣いても怒っても

通らない要求はある。

だけで、それをしたかった気持ちがわかってもらえる。

そして、気持ちを立て直すまでちゃんと受けて入れてもらえている。


そんな経験をたくさんしていく事で

大きくなった時の気持ちのコントロールにも繋がっていくんだと思います。



大きくなって

要求を押し通すために

ぎゃーっとなったり

手が出てしまうと


一番悲しい思いをするのはその子自身なので。


小さい時はこれでよかったのに

大きくなったらそれはダメだと強く言われる。

あの子は乱暴だと言われる。

なんで?

となっちゃうから。



なので小さい時から

泣いても怒ってもいい。

でも泣いても怒っても要求が通らない事もある。

そんな時に自分のご機嫌をどうとっていくか。

この経験をたくさんして


自分のご機嫌をしっかり取れる子になって欲しいなと思います(^^)




子どもに感情を出してよし!とできるようになるためには

まず大人がしっかりと自分の感情を自分で認めて

OKとする事ができる事が先だったりもしますよ(^^)

(感情を相手にぶつけるのとはまた違いますよ!)





やっぱり育児は

自分からなんだなーって思います(^^)




それでは!!

三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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