使うことばを気をつけたい

おはようございます(^^)



ここ数日

支援者向けの勉強会

こどものわの資料を

大慌てで作っています。

(だって、データ全部消えちゃって。急いで作り直し中。。間に合うのか。。泣)



そこで今回は言語発達のことを

みんなで勉強しなおすのですがね。


すごーくハッとしたことがあったので

今日はその話を。

私が忘れないためにも。



ちょっと難しい用語ですが、

赤ちゃんから成長してことばを話せるようになるには

象徴機能というものがとっても重要です。



これは、

そこにないものをあるかのようにイメージできる

という機能。



私たちは、お人形をハンカチで隠すと

お人形の姿は見えないけど

お人形があるとわかりますね。



実際のお水とコップがなくても

そこにあるかのようにして

お水を飲む真似ができますね。



実際のものがなくても

ままごと遊びをしたりごっこ遊びをすることができますね。



このようにないものでも、あるかのようにイメージをして

何かをすることができます。



そのイメージをする時に必要なのが

象徴機能なのですね。

(だから、ことばを増やすためにも

おままごととかごっこ遊びはすごい大切なのです!!)




でね、

ことばって不思議な力があるじゃないですか。



ことばのかけ方で

相手を元気にもできるし

傷つけることもできる。



子どもにかける声かけも気をつけようねと

世の中では言われると思うんですけど。



なんでことばってこんな大きな力があるのでしょうね?



だって実際目に見えるわけでもないし。

物としてそこに残るわけでもない。


話してるときは一瞬でそのことばは聞こえなくなり

跡形もなく消える。




だけど

その声かけによって

相手や自分の中にすごく残って

相手や自分の状態を即座に変えてしまう。




勘の良い人は象徴機能のお話で気づいているかもしれませんが。



ことばって

ないものも即座にイメージができるからなのですね。



イメージできるというか

無意識にイメージしてしまいますね。




ホワホワで白くて可愛い子犬をイメージしないでくださいって言っても

イメージしちゃうでしょ?

イメージしないでって言ってるのに!!笑



私たちはそうやって

聞いたことを無意識にイメージしているのです。




ことばって

その場に存在しないものでも

まるであるかのような状態になるのですね。

(無意識にイメージされるので)



だから、使うことばを気をつけたいって言われるのは

このためなのですね。




いつもマイナスイメージを呼び起こすようなことばを使っていれば

無意識に幾度もマイナスイメージが呼び起こされるので

自然とその状態になるし



いつもプラスのことばを使っていれば

自然とその状態になる。




子どもへの声かけも

同じことなので

声かけを気をつけようねって言われるのではないでしょうか。



ことばは

かけられた相手だけでなくて

かけた本人へもすごく影響しています。



だってかけた本人もそのことばを

無意識にイメージしているから。



ことばを発した瞬間に

実は自分も反応しているのです。




出したことばがそのまま自分に返ってくるよと言われるのは

回り回ってという意味もあるけど


ことばを発した瞬間に

それを出したことによる自分の気持ちの反応があるので


もうその瞬間に

出したことばが返ってきているのですね。


それにことばはエネルギーそのものだし。

(この辺は詳しく説明すると長くなるので、割愛!)



なんだか

昨日は資料を作りながらものすごくハッとしました。



自分を良い状態にしておくと自然と

ことばもポジティブなことばになるんだけど。


良い状態になっていても

無意識に気分が落ちることばを使っていると

気づかないうちに

どんどん落ちてしまうんだなって気づきました。



ここ数日ね

私はすごく機嫌がいいのに

何かことばを発すると

「そんなに怒らないでよ!」って

娘に言われることが多くて。

それで私も機嫌が悪くなるということがあったんですね。


冷静になって

怒ってないのに何でだろ〜?って思ってたんだけど。



きっと今まで使ってきたことばが

怒っているようなことばだったんだろなーと。


それがスタンダードになっていて無意識で使っているから

私はご機嫌でも怒っているようなことば遣いになっていたのかな?と思った次第です。



今日からは

ことばも意識して使ってみようと思いました(^^)



まぁ、1日ずっとやるのは大変かもしれないから

気づいた時にね(^^)



皆さんも是非、一緒にやってみて!!




そもそも気分が落ちている人は

まずあげてからね♪



上がらない人は

チャイルドメッセージお勧めします!!


最近気づきが多くて

話せることやできるが増えたので

子どものとの関係に悩んでいる人は

旬な今オススメしておきます(^^)



それでは!!


三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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