娘の中の小さい娘②

先ほどの続きです。


釣り好きで知られる娘ですが。

(いや、知られてない。笑)


娘は、ちょっと変わり者で。

すごくエネルギーが強いし

私の理解の範疇を超えている感じなんですね。


今まで多くの子どもたちを見てきたけど

結構育児大変だよねって部類に入るって感じで。

私めっちゃ手こずってます。笑



大物感満載で

実際、大物のようです。

なおみさんの音霊とカードリーディングのセッションでもそのことが判明した。これはまた後日書きます♪)



でね、娘は本当に扱いが難しくて。


ほんの一つの例をあげてみると。

時間概念が全然まだ育ってなくて

朝は毎日遅刻。


遅刻は別に良いとしても

家を出るまでがすごく大変。


声かけに失敗して、へそを曲げると

絶対学校になんか行かない。となる。


毎回、何時だよー時計見てるかい?と声かけはしているが、

いよいよ時間が近くなってくると、こちらも声かけが強くなるわけで。


ある日は

早く出ないと遅刻するよ!強く言ったら、パニック。


また、ある日

早く出た方がいいよ〜♪と優しく言ったら、逆ギレ。


なので声かけを変えて

今出たら間に合うよー!と言ったら、のんびりで時間過ぎる。


ならばと

今ならまだ間に合うよー!と言ったら、すぐ出ないと間に合わないの?と怒る。


他にもいろいろ声かけを試しているが、、、

何で結果いつもそうなるん?って感じ。

どないしたら、いいんや!!



他にも多々、彼女なりのこだわりがあります。笑


この人の扱いは本当に難しいなーと思う毎日だったのですね。



でね。昨日。

カードゲームをして遊んだ後に

もう寝るから片付けてねって言っても

ダラダラテレビを見てる娘。


何回優しく言っても片付ける気配がなく。

私が片付けるのを横目に見ている。


あまりにもムカついたので

ちょっと意地悪して


小2の娘に対して

言語レッスンに来ている子どもたちにするような声かけをしたんですね。


はーい、お片付けするよー!

ナイナイしようねー!

お片付け〜お片付け〜さぁさ、みんなでお片付け〜♪

ナイナイできるかなー?

ゴミはポーイしてきてねー♪


って。


したら、娘が

嬉しそうに、楽しそうに、お片付けを始めたんです。



赤ちゃんじゃない!って怒るかなーと思ったのに

嬉しいんかい!!って心の中でずっこけたんだけど。笑



その瞬間、娘の中に3歳頃の娘が見えて。

すーっごく嬉しそうに笑ってた。

すごーく満足しているような顔をしてた。



その時思ったんですね。



あー、そっか。

娘の中にはまだ育ってない部分があったのか。と。


小学校2年生だけど

3歳の時に止まってしまった娘がいるんだなぁって。


そりゃ、学校も嫌だし

声かけだけされて

何でも一人でやらされるのやだよねって。



思い返してみると娘が3歳の時って

離婚してすぐで

大学病院の常勤になってすぐで

毎日延長保育で

保育園も自立を促す保育園で

忙しさのあまり結構娘に何でも自分でやらせてたもんなぁ。と思いました。



もちろん

その時も120%で愛していたし

一生懸命愛情を注いでいたけど

娘は寂しい思いをしてたのかな?って思いました。



ハッとして悲しい気持ちにはなったけど

自分を責める気持ちもないし

小さいままで止まっていることは

娘自身が乗り越える問題でもあり、学びでもある。

きっと彼女の中で当時の私の愛情を受け取れない何かがあったんだと思う。


だけど、それがわかったら

娘への対応の仕方が変わって

娘の中の娘も含めて、娘と思えるようになりました。


抱っこしてと言われても嫌じゃなくなって

体が大丈夫な時は抱っこしたり


ベタベタされても嫌じゃなくなった。


むしろ娘の中の娘を感じることもできて

この子が育ってくれるといいなーって思うし

3歳の時の娘に会えているような嬉しさもある。

(けど、ちゃんと育って今の娘と統合してね)



そして、今日の朝は

安定の遅刻だったけど(笑)

穏やかに準備して穏やかに送り出すことができました(^^)



子どもの状態に気づくってだけで

こんなに楽になるんだなって

自分自身が感じた出来事でした(^^)



そしてね

娘みたいなケースって

いっぱいあるなって思ったんです。



お子さんを育てづらいと思う時は

大人側の要因もあるし

子どもの側の要因もある。



大人側の要因は

気づいて具体的にどう行動するかを考えればいい。


子どもの側の要因は、子ども自身の学びだから

解決してあげようとか、コントロールすることはできないけど

それに大人が気づくだけでも対応の仕方がわかって育児が楽になる。

それが子どもが解決していく手助けにもなる。



これからはそんな視点も盛り込んだ

イロドリ流♪発達相談をしていけるって思いました♪



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もう11月はセッション可能日が数日となっています。

また12月も埋まり始めていますので

気になる方はお早めに(^^)


こちらからどうぞ

三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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