【発達】ハイハイ長くて心配になった。

おはようございます!


札幌は今日も良いお天気です(^^)




先日、お客様に

「周りの子が歩くの早くて、うちの子はハイハイが長くて心配になったけど、ブログを読んで良いことなんだって安心した。」と

嬉しいお言葉をいただきました。


ありがとうございます(^^)




今は、新生児から立て抱きをしたり

背中がピンと硬くて丸くなるのが苦手な子が多いように思います。



そのようなお子さんは

ハイハイの姿勢よりも

立つ姿勢の方が楽だったりもするので



大切なハイハイを

十分にしないで立ってしまうことが多いように感じます。




でも、実はハイハイには

立って歩くために必要な

筋肉の発達

バランス感覚の発達

転んだ時に身を守るための反応


その他、この後一生歩いて生活するための土台となる

必要なことがたくさん詰まっています。





だから、

早く歩くよりも


たくさんハイハイしてそのあとに歩いた方が
体にとってとてもいいのです。




最初、発達がゆっくりに感じるかもしれないけど

ゆっくり見守ってじっくり成長した方が

体の使い方が上手になってくれるので



歩き始めてから育てるのが

結果的に楽になったりするのです(^^)



そして、想像がつかないかもしれませんが

ハイハイは学校へ入ってから

読み書きする上でもとっても大切な動きだったりもします!





生まれてから歩くまでって

一生のうちで1年半くらい。




その1年半くらいに
体の基礎となるものが全部詰まっています。





だから、ハイハイだけでなくて

寝返りやズリバイなども含め

早ければ良いではなくて




ゆっくりでもいいから

一つずつ確実に

それぞれの動きをじっくりやりきって

成長した方が良いのです!




今、リアルタイムで0歳のお子さんを育ている方は

焦らずに一つ一つ確実に発達を促して欲しいです。




今これを読んで

うちの子、ハイハイあまりしなかったなーとか

寝返り片方しかしなかったなーと思ったら



今からハイハイや寝返りの動きをたくさんやってみてくださいね!!




あとは、

・よじ登る

・ジャンプする

・丸くなる

・ぶら下がる

と云う動きも大切だったします。




これは、学校入る前までに

たっくさんやって欲しい動き。



ぜひ、お子さんと体をいっぱい使って

遊んでみてください(^^)


三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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