娘とお風呂で話したこと

こんばんは!


全ての子育てを幸せにするサロン・イロドリ

言語聴覚士・保育士・ユーファイセラピスト

三上愛です。


札幌の小児言語聴覚士といえば愛さんと覚えてください。


成長・発達・言葉・食べること・発音・読み書き・不登校など

0歳〜高校生までの困りごとの解決や発達支援をしています!



みなさんはお子さんと深い話をすることはありますか?


我が家はそーゆー話になることが結構あります。



今日はお風呂へ入っている時に娘が

「私は人より優れていることがない」というようなことを言い出しました。



絵を描くのとゲームが好きな子で

特に絵はオリジナルキャラ(オリキャラというらしい。。)の

センスは抜群。



一般的な絵が上手いとは少しズレるのだけれど

(人の絵も模写が上手です。)

才能が豊かだなーと思います。

(ちなみに私は絵のセンスがゼロ。笑)



でも娘からすると

周りと比べると絵が上手じゃない

人の顔が上手に描けない

顔の輪郭がうまくいかない

ゲームだって人より上手くない

と、かなり周りと比べているようで。

(しかも、比べる人のレベルが高い様子。)



そこから

「将来絵を描く仕事したいのに

このままで絵を描く仕事につけない。

どうやったら人の輪郭を上手に描くことができるのだろう。」


「どうやったらゲームを怒らずに(負けたりするとキレ泣きしちゃうタイプ)

冷静に上手にできるようになるのだろう。」


とちょっとお悩みモード。



将来絵の仕事に就きたいから

もっと絵を上手くならなきゃいけないのに!

もっと人の輪郭を上手に描く練習をしなければならないのに!

でも、人の輪郭たくさん描くのは難しいし、たくさん練習したいという気持ちになれない。

でも、、、

でも、、、

という始末。



うーん。子どもの時からそれ必要?

と私は思ったわけですね。



子どもの時ってもっと

わーい!!わーい!!

楽しいー!!楽しいーー!!

だけで突き進んでいいんじゃない?って。



娘はすごーく大人な部分があって。

大学生かな?というようなことを考えていたりする反面

(就職のことなどもうすでに考えている。)

とっても幼い部分もあって

個人内差が激しい子です。


このギャップに昔から自分自身でも悩むことが多く

今回の悩みはまさにその部分からきているようでした。



そして

親である私が自分で事業をしているのをみており

じぃじも自分で事業をしている人

私の周りの仲の良い友達もだいたい自分で事業をしている人のため


娘の中では『仕事をする=自分で事業をする』のが当たり前の感覚になっているよう。



なので

このままでは自分で事業をすることができない!

と思っているところがあります。



子どものうちからそんなことを思って

何かを仕事のためにやらなきゃなんて思うのって

すごく勿体無い。

本当に勿体無い。


なので

ちょっと娘と対話をしてみることにしました。


「輪郭を描く練習をするのはそもそも楽しいの?」

「輪郭を描く練習をするよりもアバター作っている方が熱中しているように見えるけど、どっちが好き?」

などなど、自分の好き、楽しいへ目を向けれるように対話をしていきます。



そして私の話もちょっとして

「ママはね、小学校から高校までずーっとバスケしかしなかったのよ。そしてバスケ選手になりたかったけど、高校で伸び悩んじゃって大学入る時に辞めちゃったんだ。だけどねバスケで培った、観察する能力、コミュニケーション力、努力する力は今も活きているよ。今は子どもの頃には全く思ってなかった仕事をしているけど、とっても楽しくて幸せんなんだよ。」と。



人の人生は何があるかわからなくて

ずーっと続けていたことが仕事になるとも限らないけど

ずーっと続けていたことで学んだことは

必ずその先に活かせるし

実は形が変わっただけでずーっと続いていくもの。


だから子どものうちは大人になった時のことを心配するんじゃなくて

大好きなこと、熱中できること

とにかく楽しくて大好きなことをとことんやったらいい


ということを話ました。



我が家では

運動する時間や勉強する時間などは

必要最低限やることはやるというルールがあるので。

(社会に出てある程度困らない程度の教養をつけておくのも必要と考えています。)

そこだけは頑張ってやる。

そうすると、やりたくないことも頑張る力は必然とつく。


だから後の時間は将来のことを考えての

やっといた方がいいかも

ではなくて


今、この時、自分が最高に楽しい!と思えることをやったらいい。


というお話をしました。



最近、娘のように

大人な部分と幼い部分を併せ持って

そのギャップに苦しんでいるお子さんが結構いるように思います。


心配しなくていい心配をしてみたり。

かと思えば、え?そんなこともできないの?ということがあったり。


親もびっくりするけど

本人が一番びっくりしていることが増えているように感じます。


実際そんなお子さんが

イロドリにはたくさん来てくれます。



そのような子たちは

今悩まなくていいようなことに悩んで不安定にあることがあるので

この不必要な不安を取り去って

『今、この時』に集中できるように

環境を整えてあげることも大切だなーと思いました。



大人な部分と幼い部分を併せ持った

ギフテッドのようなお子さんに

我が家での出来事が参考になるといいなと思い

ブログに書いてみました!!



また、みなさんにシェアしたいことがあったら

ブログに書きますねー!


では!

保育園時代の娘の自撮りブームの頃の写真。笑

三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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