発音につまずきのある子の対応・概論②

発音につまずきのある子の対応・概論①


こんにちは(^^)

前回の①のお話で、

大まかにどんな視点でお子さんたちを見ているのか

お話をしました。


大まかな視点というのは、

・発達的な問題はないかな?

・お口の中の問題はないかな?

・お口の動きは問題ないかな?

・体幹はしっかりしているかな?器用さは?指先の器用さは?

・吹いたり吸ったりできる?

でした。



今日は

・発達的な問題はないかな?

というところに絞ってお話をしていこうと思います。


発達的な問題というと

知的な発達

運動の発達

が思い浮かぶと思います。



言葉に関係しているのは、どっちの発達かというと、、、





どちらの発達も関係しています!




知的な発達も運動発達もどちらも切り離して考えることができません。

どちらも把握しておくことが大切になります。



また、今現在の発達だけでなく

生まれた時からどのように段階を踏んで発達してきたか

知ることも大切です。




過去の発達がゆっくりだけど段階をちゃんと追ってきたのか

ゆっくりで凸凹しながら、何か途中で飛ばしてきちゃったのか

全体的の捉えると年齢相応だけど、凸凹しながら、何か途中で飛ばしてきちゃったのか


この辺を把握しておくことも大切になってきます。




現時点の発達だけでなくて

その子がどんな背景があるのかも

しっかりと把握することが

今の発音のつまずきにつながってくることがたくさんあります(^^)



その繋がりがわかると

こんなことをしてあげたらいいかな?

こんなアドバイスをしてあげたらいいかな?

ということが自然とわかってきます。




過去の発達のことは全部細かくわからなくても

おさえておきたいポイントがあるので



概論では

そのポイントもお伝えしていきます(^^)




発達につまずきのある子の対応・概論の予定は

こちらからご確認ください。



よろしくお願いします(^^)



三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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