言語聴覚士に断られた…「座っていられない子は言語訓練できない?」と言われたお母さんへ

こんにちは!


個別療育・ことばの教室 イロドリ

言語聴覚士の三上愛です。

札幌市のサロンとオンラインにて、お子さまの発達・ことば・食べることのご相談をお受けしています。


今日はタイトルの通り

「言語聴覚士に訓練を断られてしまう」

というケースについて耳にすることがあり、同じように悩まれているママさんたちに届けばと思い、書いています。


イロドリに来られる親子さんの中でも

「座っていられないと訓練はできないので、まずはデイですね」

と言われてしまった、というお話を伺うことがあります。


座っていられない、ずっと動いている、衝動的に動いてしまう、コミュニケーションが取りにくい。

そういった様子があると、「まだ言語訓練の段階ではない」と言われてしまうことがあるようです。


でも私は、その言葉を聞くたびに、とても悲しく、そして悔しさを感じます。


ことばは、いきなり出てくるものではありません。


人と人、人ともの、そしてその間をつなぐ「三項関係」や、視線・表情・やりとりといった非言語的なコミュニケーションが育っていく中で、少しずつ育っていきます。


そして、座っていられない、動き続けてしまう、コミュニケーションが取りにくいという状態は、その“ことばの土台”がこれから育っていく段階にあることが多いのです。


だから本来、この時期こそ、

言語コミュニケーションを扱う言語聴覚士が関わることに意味があり、専門家による個別での関わりがとても大切だと私は考えています。


個別で関わることで、その子の発達や興味に合わせて、土台を一つひとつ丁寧に積み重ねていくことができます。


複数のお子さんがいる環境では刺激が多くて難しいことも、個別だからこそ関係を育てていけることがあります。


実際に、イロドリで関わってきたお子さんたちも、最初は座っていられなかったり、やりとりが難しかったり、癇癪が強く、叩く・噛みつくといった行動が見られるところからスタートする子がたくさんいます。


でも関わりを続けていく中で、癇癪が減っていったり、待つことが少しずつできるようになったり、目を合わせることが増えていきます。

そして、人とのやりとりが生まれ、その先にことばが出てくるという変化を、これまでたくさん見てきました。


もし今、「座っていられないから難しい」と言われてしまっていたとしても、それで終わりではありません。

むしろ、そこからの関わりがとても大切で、その積み重ねが、お子さんのこれからのコミュニケーションを大きく左右していきます。


イロドリでは、そういった“ことばの土台”の段階から、お子さん一人ひとりに合わせた個別の関わりを大切にしています。


もし同じように悩まれている方がいたら、ひとりで抱え込まずにご相談くださいね。

同じように『断られた』経験からスタートして、変化していくお子さんはたくさんいます。

お子さんの発達やことばの伸びしろを、一緒に育てていきましょう!




ご相談はイロドリ流♪発達相談で承ります。

三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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