子どもの滑舌が悪い・発音が不明瞭なときは?発音の発達と様子見でいい場合・相談が必要な場合

こんにちは!

個別療育・ことばの教室 イロドリ

言語聴覚士 愛です。

札幌市のサロンとオンラインにてお子様の発達・ことば・食べることの相談をしています。


最近、よくいただくご相談のひとつに

「子どもの滑舌が悪い気がする」「発音がはっきりしない」というお悩みがあります。



最近は特に、発音についてのご相談が増えてきており、同じように悩まれている保護者の方が多い印象です。

・何を言っているか聞き取れない

・他の子と比べて滑舌が悪い気がする

・健診で指摘されて不安

そんなふうに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。



実は、子どもの発音にも発達の順番があり、「様子を見てよい発音の誤り」と「相談した方がよい発音の誤り」があります。


子どもの発音は、とても個人差が大きいですが、年齢により言える発音、言えない発音があって、例えば、「さ行」や「ら行」などは、年齢が上がるにつれて少しずつ獲得されていく音です。

そのため、これらの音が発音が不明瞭に聞こえたり、滑舌が悪いように感じること自体は、お子さんの年齢が小さければ、発達の過程として自然なことでもあります。


そういった年齢により言えないものは、年齢が進むと上手に言えるようになっていくことが多いため、急いで練習をする必要がない場合が多いです。


ただし、練習をしないと改善が難しいものがあります。

息が横から漏れるような発音(側音化構音)などは、自然に改善することが難しく、専門的な関わりが必要になる場合があります。


こうやって書くと、発音が気になると、「すぐに練習した方がいいのでは」と感じることもあると思いますが、実は発音に直接的にアプローチできるのは、5歳頃になってからの場合が多いです。


発音の練習は、「自分でやってみよう」という気持ちや、音の違いに気づく力が育ってきてからの方が、効果的に進めやすいためです。


また、周りが強く意識しすぎてしまうと、話すこと自体が負担になってしまったり、嫌になってしまうこともあります。

「伝わっている」「やり取りができている」のであれば、まずは安心して見守ることも大切です。



一方で、次のような場合は一度相談を検討してもよいタイミングです。

・年齢が上がっても滑舌が改善しない

・発音が不明瞭で、周りの人に伝わりにくい

・特定の音だけが言いにくい状態が続いている

・側音化構音など、特徴的な発音が見られる

発音は、適切なタイミングで関わることで、お子さんの負担を少なく整えていくことができます。


発音について相談する場合は、子どもの発音や発達を専門的にみることができる言語聴覚士への相談がおすすめです。


発音の問題は、単に言い方の問題だけではなく、舌や口の動き、呼吸、姿勢、感覚の入り方など、さまざまな要素が関わっています。


そのため、お子さんの全体の発達を見ながら、今必要な関わりを考えていくことが大切です。


発音については、「様子を見てよいのか」「相談した方がよいのか」迷うことも多いと思います。

実際にご相談いただく中でも、「今は見守って大丈夫と分かって安心しました」という方もいれば、「早めに関わってよかった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。



相談することは、すぐに訓練が必要ということではなく、今のお子さんの状態を整理することにもつながります。


お子さんの滑舌や発音が気になっているときは、ひとりで悩まずに、一度ご相談くださいね。

お子さんが年齢が小さくても発音の評価をすることは可能です。


今の状態に合わせて、見守ってよいポイントや、少し工夫できる関わりなどを、一緒に整理していけたらと思います。


子どもの発音は、その子なりの発達の途中にある大切な姿です。

焦らず、でも必要なときには適切なサポートを受けながら、その子らしいことばの育ちを見守っていきましょう。


発音についてのご相談は、いろどり流♪発達相談で承ります。

心配ならまず安心を手に入れるという気持ちでご相談ください。


不安を安心に変えちゃいましょう!



三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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