子どもの『発音が悪い』にも種類があってアプローチが変わります。

こんにちは!


全ての子育てを幸せにするサロン・イロドリ

子ども専門言語聴覚士・保育士

三上愛です!


札幌の小児言語聴覚士といえば

愛さんと覚えてください。


0歳〜高校生までの

全ての困りごとを解決するお手伝いをしています。



本日はミーティングやお子さんの言語レッスン(言語訓練)で

びっちりの日でした!



今日は発音の練習と

言葉が遅れているお子さんの言語訓練が中心で

今日も今日とて

子ども達に癒されてきましたよ!


さて、今日は

発音の練習について

記事を書いてみようと思います😊



子どもの発音の誤りには

・発達途上での誤り

・異常構音

この二つに大きく分かれます。



発達の途上での誤りは

・サ行がタ行やシャ行、チャ行になる

・カ行がタ行やシャ行、チャ行になる

・ラ行がダ行になる

などなど

難しい発音が簡単な発音に置き換わる

いわゆる赤ちゃん言葉となります。





異常構音というのは主に

・イの段やエの段で起こりやすい発音の誤り

(側音化構音)

・舌先を使って発音する音が舌の奥を使う誤り

(口蓋化構音)

・母音のように聞こえる音の誤り

(声門破裂音)

などがあります(この他にもありますが、頻度は少ないです。)

こちらは、赤ちゃん言葉とは少し違います。



側音化構音は

・イの段(エの段)の音が、全部チやギに聞こえる

・”7時”が言えない

・なんか正しく聞こえなくはないんだけど変

などのと表現する方が多いです。


口蓋化構音は

・タ行やサ行がカ行に聞こえる

・全部カ行になる

などと表現する方が多いです。


声門破裂音は

・母音でしゃべっている

・言葉を話しているんだけど、発音ができていない

・喉に力が入っているようなしゃべり方

などと表現する方が多いです。






発達の途上での誤りは

・自然とよくなるので経過観察

・口腔機能が弱い

・音韻発達が未熟

・今まで気づかれなかったけど言語発達自体が遅れている

というパターンが多くあり

(ざっくりというと、です。そして、複合する場合もあります。)


これらを探ってアプローチをしていきます。




異常構音については

自然とよくなる可能性が低いものが多く

・口腔機能が弱い

・音韻発達が未熟

・今まで気づかれなかったけど言語発達自体が遅れている

ということを評価しながら


年中さん〜年長さんにかけて

発音の練習をスタートさせていきます。



なので、

一言に発音が悪いから発音の練習をしましょう!と言っても

発音の誤り方や

その背景によって


どのように練習をしていくかが変わってくるので

発音で気になった場合はすぐに

子どもの発音を治せる言語聴覚士に
相談してみてください!!



ちなみに

発音に関しては

成人分野の言語聴覚士の発音の練習の仕方と

子どもの発音の練習の仕方が全く異なるので

「子どもの発音の治し方」でやってもらってくださいね!



子どもの発音が気になる方は

イロドリ流♪発達相談でご相談いただけます😊

何歳のお子さんでも対応できますので

安心してご連絡ください!



では、また🙌



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三上 愛

イロドリ代表、言語聴覚士、保育士
1986年生まれ、1児の母。

*経歴*
北海道医療大学卒
2009年北海道大学病院高次口腔医療センター・リハビリテーション部に就職
2018年イロドリサロン開業。

生後すぐの赤ちゃんから高校生までを診ることができる言語聴覚士
姿勢運動発達、口腔機能、非言語的コミュニケーションを生後すぐから育むことによって、言語聴覚士が関わる領域の困りごとの予防を行っています。
すでに困りごとがある幼児〜高校生までのお子さんへ、発達相談や言語レッスン(言語訓練)などで対応。単発相談から

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